フジテレビ系で放送されるドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』(放送日未定)の主題歌を、ガールズバンド・Silent Sirenが、ZONEの名曲「secret base~君がくれたもの~」をカバーして担当することが2日、明らかになった。

後列左から 高畑裕太(ぽっぽ役)、松井愛莉(あなる役)、村上虹郎(じんたん役)、浜辺美波(めんま役)、志尊淳(ゆきあつ役)、飯豊まりえ(つるこ役)
前列左から Silent Sirenのあいにゃん、ひなんちゅ、すぅ、ゆかるん

同作は、フジテレビ系の深夜枠で2011年に放送されたオリジナルアニメを実写化するもの。原作は"大人も泣けるアニメ"として『あの花』の愛称で人気が火が付き、舞台となった埼玉・秩父市には「聖地巡礼」としてファンが集まったり、街ぐるみのイベントも開催されたりと、社会現象にもなった作品となっている。

主人公たちの仲良しグループが、高校生になって再び集まって繰り広げられていく、喪失と再生の物語を描く物語で、今回の主題歌「secret base~君がくれたもの~」の「君と夏の終わり」「また出会えるのを信じて」「秘密基地」といった歌詞の世界観と大いにマッチしそうだ。

今回カバーするSilent Sirenは『あの花』の大ファン。編成企画のフジテレビ狩野雄太氏は「ドラマの出演者たちとも年も近く、思いを込めて楽曲制作をしてくださったので本当に素晴らしいクオリティになっております」と太鼓判を押している。

Silent Sirenとしては、初のドラマ主題歌となり、ボーカル・ギターのすぅは「ドラマの原作のアニメも大ファンだし、曲もとても有名な曲なので携われて本当にうれしい」と喜びを語る。

メンバーはドラマの撮影現場に訪問しており、キーボードのゆかるんは「セットになじみすぎている出演者の皆さんに驚きました」、ドラムのひなんちゅは「そのままのセットに感動。アニメの中にあったアダルト雑誌のタイトルまで一緒だった!」、ベースのあいにゃんは「セットが忠実すぎ。ファンの方もテンションあがると思う」と、そろって絶賛している。