アシストとクリックテック・ジャパンは6月29日、クリックテックの連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView」が、グローバル住販の情報分析プラットフォームに採用されたことを発表した。

グローバル住販は、東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県を中心に、新築分譲マンションの企画・販売や中古物件の仲介業務等を展開する。同社は、モデルルームの来場分析や広告の効果測定、営業の成績表などのデータを集計・分析を効率化するほか、可視化されたデータを随時参照・検索・抽出できる環境を求めていたという。

同社がQlikViewを採用した理由は2つ。まず豊富なグラフやチャートにより、重要業績評価指標の達成状況を一目で把握できる点だ。これにより、営業やマーケティングの次のアクションの具体的な指示・提案が容易に行える。

2つ目の理由は、QlikViewの特長となるデータマッシュアップと連想技術により、モデルルーム来場者と契約者のデータを柔軟に分析でき、相関のある要素をリアルタイムで導き出せること。これにより、販売期間中においても、迅速に広告戦略の精度を上げることができるという。

なお、同社は今夏よりQlikViewを利用開始するため、分析画面の開発を進めている。初めに導入を予定する企画部門では、営業支援システムと連携した来場分析や契約分析にQlikViewを活用し、マーケティング効果の最大化や、多様なニーズを先取りするマンションの供給に役立てる考えだ。