『バイオハザード』シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチと、『007』シリーズのピアース・ブロスナンが激突するノンストップ・アクション映画『SURVIVOR』が、邦題『サバイバー』として10月17日に全国公開されることが26日、明らかになった。

ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるケイト(左)とピアース・ブロスナン演じるテロリスト・時計屋

主演は、『バイオハザード』シリーズで主人公アリスを演じ、ハリウッド・アクション女優として名を上げたミラ・ジョヴォヴィッチ。本作で彼女は、国務省のエリート外交官・ケイトを演じる。ケイトの任務は、捜査網を潜り抜けてアメリカに入国するテロリストを発見し防ぐこと。その任務中に不審な入国者に気づくが、直後に爆弾テロに巻き込まれ、テロの犯人として国家や警察、最強のテロリスト・時計屋から追われる身となる。そして、大みそかのニューヨーク・タイムズスクエアにテロの脅威が迫ったことを知り、1人で100万人の命を救うために闘う決意をする。

ケイトの敵となる最強最悪のテロリスト”時計屋”を演じるのは、1995年に『007』シリーズの5代目ジェームズ・ボンドに就任し、同シリーズの人気に再び火をつけたピアース・ブロスナン。英国紳士のイメージの強いブロスナンが、日本で劇場公開される作品としては初となる悪役に挑戦する。

ミラは「ピアースとの共演は信じられないくらい大きな喜びだったわ」とピアースとの共演を喜び、「元・007のピアース・ブロスナンから逃れようなんて正気の沙汰じゃないわね(笑)」とコメント。「この映画での私はかなりひどい目にあって、擦り傷だらけで、埃と泥にまみれて歩き回るの。でもピアースは髪の毛一本乱れない。私はと言えば最悪!」とアクションシーンの過酷さを明かしつつ、「でも、とても楽しい時間を過ごせたわ。本当に素晴らしい俳優だし、とても面白い人なのよ」と振り返った。

監督は、『推理作家ポー 最後の5日間』、『Vフォー・ヴェンデッタ』のジェームズ・マクティーグ。そして、アメリカ大使にアンジェラ・バセット、同僚にロバート・フォスターなど実力派俳優が脇を固める。

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