Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)は6月23日(米国時間)、AppleがBluetooth SIGのプロモーターメンバーに加わると発表した。

Bluetooth SIGは10社の理事会メンバー、2万6000社を超えるメンバー企業、専門家スタッフで構成され、互いの協力体制の下、次世代のBluetooth技術の開発に取り組んでいる団体。そのプロモーターメンバーとは、Bluetooth SIGにおける運営事案について唯一投票権のある、Bluetooth SIG理事会に常任の議席を有するメンバーシップクラス。

現プロモーターメンバーの、Ericsson、Intel、Lenovo、Microsoft、Nokia、東芝は、満場一致でAppleをBluetooth SIGで最高レベルであるメンバーシップに迎え入れることを決定した。

Bluetooth SIG理事会 会長のトビー・ニクソン氏は、「Appleは、Bluetoothのエコシステムにおいて重要な役割を果たしている。2011年以降はアソシエイトメンバーとして、Bluetooth SIGにおいて指導的な役割を果たすとともに、知識や経験等の情報提供をしているAppleをプロモーターメンバーとして迎えることになり、Bluetooth SIGと理事会における新たな役割に大きな期待を寄せている」と述べている。