鳥取県は7月1日、世界初となるソフトバンクグループの「ロボット人材派遣 サービス」活用事例の第1号として、ヒト型ロボット「Pepper」を同県の宣伝部長に任命する。その仕事初めとして7月1日・2日の2日間、鳥取県・岡山県共同アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」にて、「Pepper」による観光PRを実施する。

「Pepper」が鳥取県の宣伝部長に

両日の10時~19時、「Pepper」は鳥取すいか柄のエプロンなど鳥取県版の特別装飾をまとった姿で、来店者に旬の鳥取すいか試食を提供。鳥取県の代表として店頭に立ち、鳥取県産品の販売や観光PRを行う。なお、鳥取すいかはなくなり次第、その日の試食提供を終了するが、「Pepper」は各日とも19時まで勤務する。

「とっとり・おかやま新橋館」で「Pepper」が待っている

また、「Pepper」の勤務初日となる7月1日の業務開始時間前には、とっとり・おかやま新橋館1階エントランスで辞令交付式を実施する(一般の来店は不可)。平井伸治鳥取県知事が「鳥取県宣伝部長」任命の辞令を「Pepper」に手渡し、2日間の勤務に臨むにあたっての訓示を行うという。