OCZストレージソリューションは26日、エンタープライズ向けに高い耐久性と堅牢性を備えたSSD「Z-Drive6000」シリーズ3モデルを発表した。2015年第2四半期より出荷を開始する。

「Z-Drive6000」シリーズ

Z-Drive6000 SFFシリーズ

「Z-Drive6000 SFF」シリーズは、読み込み重視の用途に向けた2.5インチSFF準拠のSSD。容量は800GB / 1.6TB / 3.2TBを用意。2015年第2四半期から出荷される。NVMe(Non-Volatile Memory Express)技術に対応し、東芝A19nm MLCを採用。SSDのメリットが最大限に生かせるように構築されている。

転送速度はシーケンシャルリードが最大2,900MB/s、シーケンシャルライトが最大1,900MB/s。ランダムリードが最大700K IOPS、ランダムライトが最大160k IOPSとなっている。書き込み遅延は25μs、読み込み遅延は80μsとなっている。

デュアルポート機能もサポート予定で、2つのホストシステムでの同時アクセスも可能になるとのこと。これにより、片方のデータパスに問題が起きても、もう片方のデータパスがデータを補完し業務を継続できる。

Z-Drive6300 SFFシリーズ

「Z-Drive6300 SFF」シリーズは、読み書き混在の用途に向けた2.5インチSFF準拠のSSD。容量は800GB / 1.6TB / 3.2TBを用意。2015年第2四半期から出荷される。転送速度はシーケンシャルリードが最大2,900MB/s、シーケンシャルライトが最大1,400MB/s。ランダムリードが最大700K IOPS、ランダムライトが最大120k IOPSとなっている。書き込み遅延は30μs、読み込み遅延は80μsとなっている。容量が6.4TBのモデルも2015年後半に出荷予定。

Z-Drive6300 AICシリーズ

「Z-Drive6300 AIC」シリーズは、読み書き混在の用途に向けたハーフハイト / ハーフレングスアドインカード規格に準拠したモデル。容量は800GB / 1.6TB / 3.2TB / 6.4TBを用意。2015年後半に出荷される。転送速度はシーケンシャルリードが最大2,900MB/s、シーケンシャルライトが最大1,400MB/s。ランダムリードが最大700K IOPS、ランダムライトが最大120k IOPSとなっている。書き込み遅延は30μs、読み込み遅延は80μsとなっている。