キヤノンは6月25日、一眼レフカメラ / ミラーレスカメラ用アクセサリー「スピードライト 600EX-RT」を偽る模倣品が出回っていることを公表した。模倣品はキヤノンが設計、生産したものではなく、安全基準を満たした製品ではないため、購入時に注意するよう呼びかけている。

純正品(左)と海外のインターネットサイトで出回っている模倣品(右)

キヤノンによれば、同社のロゴ・商標を不正に表示した「スピードライト 600EX-RT」の模倣品が、海外のインターネットサイトで販売されている。模倣品は純正品に搭載されている電波通信ワイヤレス機能などを備えていない。

また、模倣品はキヤノンが設計・生産した製品ではなく、安全基準も満たしていないため、発火・発煙などのおそれもあるとしている。

模倣品と純正品はLOCKレバーの解除位置、ファンクションボタン1<Zm / C.Fn>を長押しした際に表示される「カスタム機能画面」のちがいで見分けられるとしている。

LOCKレバーの解除位置にちがいがある。左は純正品、右は模倣品

カスタム機能画面にもちがいがある。左は純正品、右は模倣品