米Googleは6月22日(現地時間)、Gmailにおいて、これまでGmail Labsとして試験的に提供してきた、メールの送信を取り消す機能の提供を正式に開始した。

Gmailのメール送信の取り消し機能とは、送信ボタンを押した後、あらかじ設定していた時間以内であれば、送信を取り消すことができるというもの。

[送信取り消し]機能は標準では無効なので、利用したい場合は、設定を変更する必要がある。それには、画面右上の歯車のアイコンをクリックして、[設定]を選択する。[設定]の〔送信取り消し]で、[送信取り消し機能を有効にする]のチェックボックスにチェックを入れればよい。取り消しが可能な時間は、「5秒」「10秒」「20秒」「30秒」から選択できる。

[送信取り消し]を有効にする画面

ヘルプによると、Gmail Labsで [送信取り消し] を有効にしている場合、[送信取り消し] の設定はデフォルトで有効になるという。

Gmailのヘルプの[メール送信の取り消し]に関するページ

Googleは、6月22日より約2週間かけて全ユーザーにリリースを行う予定としている。