富士通、Fujitsu Laboratories of America、Fujitsu Americaは6月23日、米国カリフォルニア州の富士通サニーベールキャンパス内にイノベーションの加速・促進を図るためのオープンイノベーションのプラットフォーム「Open Innovation Gateway - Powered by FUJITSU」(以下、OIG)を開設した。

OIGは、新たなビジネスやソーシャルイノベーションの成長領域において、幅広い分野の有識者や組織との協業により、実現性のある具体的成果をより早く導き出すことを目的としている。

OIGでは、日本における学びの思想、「守(Learn)・破(Break)・離(Create)」をベースにした継続的なイノベーション・プロセスによって、社内外のイノベーション創出を支援し、将来的には、OIGがスピーディなイノベーション実践の牽引役となり、ビジネスパートナーが自ら新たな価値を創造できる場となることを目指す。

守・破・離アプローチの概念

OIGで提供するイノベーションのための主な環境としては、「インターネットを介し、パソコン、タブレット、スマートフォンなどのデバイスに依存することなく世界中のビジネスパートナーとアイデアの共創が可能な会議室ソリューション『Infopresence』」「テーマや討議に合わせて、効果的なコミュニケーションを実現するビデオウォール」「利用者が手軽にビデオを撮影・編集することが可能なスタジオ」「さまざまな分析やシミュレーションを可能にする、ハイパフォーマンス・コンピューティングへのアクセス環境」がある。

Open Innovation Gatewayのイメージ