早大、ソフトウェアのベンチマークとなる品質実態調査と評価枠組みの研究

早稲田大学 グリーン・コンピューティング・システム研究機構 グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所は6月22日、「測定評価と分析を通じたソフトウェア製品品質の実態定量化および総合的品質評価枠組みの確立」をテーマとした研究に着手したことを発表した。

これは、市販されているソフトウェア製品の品質を調査し定量化を図るとともに、品質評価の指標策定を図るもので、その成果は異なる品質間(内部品質/外部品質/利用時の品質)の関係を総合的に実証したベンチマークとなる予定。このベンチマークは、同大学によると世界初のものだという。

国際規格ISO/IEC25051に基づくソフトウェア製品の第三者品質認証制度である「PSQ認証」を運営しているコンピュータソフトウェア協会(CSAJ)が、同研究の企画・実施、および研究成果の周知に協力し、早稲田大学と共同で、日本のソフトウェア製品開発企業における製品の効率的かつ効果的な品質向上と確保を目指す。

同研究の調査機関は2015年6月1日から2017年2月14日。ソフトウェア、システムの利用におけるビジネスのすべてのレベルにおいて、国際規格ISO/IEC 25010規定の品質モデルに基づき、国際規格ISO/IEC 25022および25023における測定法を具体化させて品質測定法をまとめる。この調査研究結果は、情報処理推進機構(IPA)または早稲田大学を通じて一般公開される予定だ。

また、CSAJにおいては、早稲田大の許可のもと、同調査結果をWebサイトやセミナーなどを通じて会員企業に広く周知し、一層の普及を図り、ソフトウェア産業全体の品質向上に寄与する考えだ。あわせて、同調査研究によって成果として得られた品質測定評価の枠組みを、CSAJが運営する「PSQ認証制度」における製品評価に組み入れることで、継続して適用およびデータ収集を通じた分析を行うとしている。



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