慣れないカトラリーを使った食事の際は、どうしても姿勢が前かがみになりがち。何事も姿勢が大事ということで、ここではレストランでの食事における正しい姿勢を確認しておきましょう。

料理は必ず口元に持っていく

オードブルなど、ナイフを使う料理の際は、必ず料理の左側から切り始めます。食べる際は、自分の顔を料理に近づけるのではなく、料理を口元に持っていくようにしましょう。

肘をついて食べるのは見栄えが悪いのでやめましょう

よく見かける姿勢ですが、これも顔が近づいているので好ましくありません

背筋を伸ばす

食事の際は、できるだけ背筋を伸ばします。ソースなどがたれそうな場合、首ではなく体全体を前に移動させて対応すると「姿勢が悪い」という印象にはなりにくいので参考にしてみてください。

OK編。料理を口元に持っていき、できるだけ背筋を伸ばして食べるようにします

NG編

撮影協力 アルジェントASO

教えてくれたのは……

マナー講師 松井 千恵美さん

桜ことスクール 代表。CA養成スクールでメイク・立ち居振る舞い等の講師実績を持ち、お箏 (こと) の家元が教える大人のためのマナースクールを運営。美しく品格ある大人の女性を目指す方のみならず、企業や教育関係での講義にも定評がある。


執筆:松田識史

株式会社アスラン編集スタジオの編集ライター。専門紙の記者を経て同社に入社。ビジネス分野からライフスタイルまで、幅広いジャンルの書籍や雑誌、Web媒体の企画・構成・執筆などを行っている。

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