ホットリンクは6月17日、100%子会社となる米Effyisが、投資家やトレーダーに特化したソーシャル・ネットワーキング・サービス「StockTwits」とデータ販売権について契約を締結したことを発表した。

これにより、同社グループは、StockTwitsの保有するソーシャル・ビッグデータの販売権を世界で唯一正式に有し、金融領域に関するデータの供給とグローバル展開を強化する考えだ。

投資家やトレーダーに特化したソーシャル・ネットワーキング・サービス「StockTwits」イメージ

同社によると近年、特に米国では、ソーシャル・ビッグデータ解析を、株式や各種金融商品の売買に活用する動きが活発化しており、StockTwitsのデータをリアルタイム配信することは、ソーシャル・ビッグデータを金融取引に活用したいと考える企業にとってニーズが高いという。

加えて、StockTwitsは、50万人以上の個人投資家やプロトレーダーを会員として有しており、1日6万5,000件以上、月間130万件以上の証券取引市場や個別株式の株価に関する情報やアイデアを、個人投資家やプロトレーダー、上場企業が活用・共有するほか、同情報は金融情報専門サイトやソーシャルメディア上で月間4,000万人以上に閲覧されている。

今回のパートナーシップにより、今後、米Effyisが提供するAPIを介して、あらゆる企業がStockTwitsのデータへアクセスできるようになる。