P&Gは、全国のOL、ビジネスマン各300人を対象に、男性ビジネスマンのニオイに関する調査を実施した。調査期間は5月29日~6月1日。

ビジネスマンの7割が気をつかっているが…

ビジネスマンを対象に、自分のニオイに気を使っているか尋ねたところ、73.3%が気を使うと回答した。一方、OLに男性ビジネスマンのニオイを不快に感じたことがあるか聞くと、90.7%が「ある」と答えている。男性はニオイケアをしていると自認しているが、女性はニオイに不快感を持っており、男女の意識ギャップがあることがわかった。

左:自分のニオイに気を使っていますか? 右:男性ビジネスマンのニオイを不快に感じた経験

「ビジネスマンのどんなニオイが気になるか」を聞くと、「たばこ」(95.3%)、「汗」(94.0%)、「体臭」(90.0%)の順となった。

これらのニオイを男性本人が気づいていると思うかと聞くと、「気づいていないと思う」という意見が大半を占めた。女性に、男性にニオイが気になることを態度で訴えた経験があるか尋ねると、32.0%が「ある」と回答。しかし、男性が気づく割合は12.0%と少なく、訴えは男性に届いていないことが多いようだ。

左:男性ビジネスマンにニオイが気になることを態度で訴えた経験 右:女性から自分のニオイが気になることを態度で示された経験

職場の男性の評価を決めるポイントを聞くと、「におわないこと/よい香りがすること」(65.0%)が1位で、「いいブランドや上質な仕立てのスーツを着ていること」(16.7%)の約4倍も重視している。ニオイに気づかない男性に対しては「近づきたくない」(90.0%)、「たとえ好きな人でも気持ちが冷める」(82.0%)と厳しい意見が寄せられた。

職場の男性の評価ポイント

男性は衣類のニオイ対策に積極的になって欲しいか聞くと、86.7%が「YES」と答えた。職場の男性がニオイケアに積極的になったらどう思うか聞いたところ、96.3%が「好感が持てる」と回答。「かっこいいと思う」(78.3%)、「モテそうだと思う」(73.3%)、「仕事ができそうだと思う」(70.7%)といった回答も多かった。