Antec Performance One Series P50

リンクスインターナショナルは12日、Antec製のマイクロATXケース「Antec Performance One Series P50」を発表した。6月20日から発売し、店頭予想価格(税別)は9,980円前後。

ケース内部を左右に分けたデュアルチャンバ設計のマイクロATXケース。マザーボードなどを収納するマザーボードチャンバと、HDDや電源などを収納するストレージチャンバに内部を分けることで、ケース内部に最適なエアフローを発生させる。サイドパネルはアクリルウィンドウになっているので、パネルを空けずに内部を確認可能。

標準搭載ファンは、前面に120mm×2基、背面に80mm×1基。オプションで120mm×2基(マザーボードチャンバ)、80mm×1基(ストレージチャンバ)、上面に120mm×2基、背面に80mm×2基(マザーボードチャンバ)、80mm×1基(ストレージチャンバ)。前面にはダストフィルタも装備されており、取り外してのメンテナンスもしやすい。

ケースの左右から見たデュアルチャンバ

搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×1基、内部3.5 / 2.5インチベイ×3基、内部2.5インチベイ×2基。ケース前面には最大4基のファンを2系統制御可能なマルチファンコントローラを装備する。回転数はHIGH / LOW / OFFの3モードで制御可能。

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが最大300mmまで、CPUクーラーの高さは最大130mmまで、電源の奥行きは180mmまでに対応。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×2基、ファンコントロールスイッチ×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW260×D330×H312mm、重量は約4.4kg。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-ITX。