ヤマハミュージックジャパンは6月11日、Bluetooth対応のデスクトップオーディオシステム「TSX-B141」と「TSX-B235」を発表した。発売はTSX-B141が6月下旬、TSX-B235が7月下旬。価格はいずれもオープンで、推定市場価格は2製品とも39,000円前後だ(税別)。

「TSX-B141」。カラーはブリック、ブラック、シャンパンゴールドの3色

「TSX-B235」。カラーはホワイト、ブラックの2色

TSX-B141とTSX-B235は、インテリアになじむデザインのデスクトップオーディオシステム。TSX-B141はソリッドでシンプルなデザイン、TSX-B235は天然木ウッドテーブルを天面に備えたナチュラルなデザインを採用している。

いずれもCDやUSBの音楽再生を行えるほか、Bluetoothワイヤレス再生も可能だ。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応するプロファイルはA2DP。音声コーデックはSBCのほか、より高音質なAACとaptXも利用できる。NFC(近距離無線通信)を搭載するため、対応機器であればワンタッチでペアリング可能だ。

チューナーはTSX-B141がそれぞれ5局のプリセット、TSX-B235がそれぞれ30局のプリセットを行える。いずれもFMはワイドバンドに対応しており、FM補完放送の受信も可能だ。

iOS / Androidで使用できる専用のコントロールアプリ「DTA CONTROLLER」(無料)から、ソースの切り替え、ラジオの選局などの操作を行える。また、同アプリから「インテリアラーム」の設定も可能だ。インテリアラームとは、ビープ音が鳴る3分前から音源ソースが徐々にボリュームアップするというもの。鳴りはじめにはストレスを感じやすい高い周波数帯域をカットし、徐々に再生帯域を広げることで快適な目覚めをサポートするという。

アンプは最大出力15W×2で、スピーカーはφ8cmフルレンジ×2だ。再生周波数帯域はTSX-B141が55Hz~20kHz、TSX-B235が60Hz~20kHz。本体サイズはと重量はTSX-B141がW400×D137×H180mm/3kg、TSX-B235がW370×D234×H110mm/3.92kg。