薬局や100円ショップなど、手軽に安価で入手できる重曹 (じゅうそう) は「魔法の粉」と呼ぶ人もいるくらい便利なものです。今回は重曹活用の基本になる3つの使い方を覚えておきましょう。

その1: 粉のまま使う

1つ目は、購入したままの粉として使う方法です。粉の重曹を濡れたスポンジに振りかけて食器を洗うと、洗剤を使わなくても汚れが落ちます。また、ほかに粉のまま使う方法としては、お風呂の湯船に大さじで2~3杯ほど入れて、入浴剤としても使う方法があります。

まずは、購入した重曹を粉のまま用意します

その2: ペースト状にして使う

2つ目の使い方は、重曹に水をかき混ぜながら入れていき、ペースト状にして使います。

クリームクレンザーの代わりに使うと、フッ素加工を傷つけずにやさしくフライパンをきれいにすることができますし、浴室でタイルの目地は歯ブラシを使って磨けば汚れを落とすことができます。

その3: 水溶液にして使う

最後に、水1リットルに対して大さじ2~4杯ほど入れて、水溶液を作って活用する方法です。この方法では、拭き掃除やつけ置きに使うと便利です。また、霧吹きに入れて、シュッとひと吹きで、消臭剤としても使えます。子どもの制服などにサッとひと吹きしかけておくと、汗臭さを消すことができます。

水溶液にすると拭き掃除やつけ置きに使うと便利

今回は、商品として売られている重曹パッケージにも明記されているような基本的な使い方を紹介しましたが、工夫次第ではまだまだ様々な使い方が見つかりそうです。ネットでは、すでにたくさんの重曹活用方法が紹介されていますが、自分で活用方法を開拓できるのも重曹の魅力だと思います。

なお、重曹を使うことで色落ちしてしまうものや、傷がついてしまうものがあります。上記の方法で重曹を活用する場合は、対象となる素材をよく確認してから試してください。

執筆:Yuu
二児の母。楽しいことが大好き。座右の銘は「思い立ったが吉日」。何事もやりたいと思った時が物事を始めるべき時だと思っています。それがいくつであっても、どこであっても「やってやるぞー!」と思いながら、日々なんでも楽しみながら暮らしています。

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