ネオジャパンは6月10日に、グループウェア「desknet's NEO(デスクネッツ ネオ)」の新バージョンとなるV3.0を発表し、パッケージ版、クラウド版ともに提供を開始した。今回からブランドコンセプトを「現場主義」と新たに、現場視点での機能改善など、大幅なバージョンアップを行っている。

今回のバージョンアップによる主な新機能は以下の5つとなる。

  • 交通費・経費精算
  • 動画の配信・画像編集ツールの搭載
  • ウェブメールIMAP対応
  • ウェブメール誤送信防止機能の再強化
  • データの自動保存・回復

交通費・経費精算

今回のバージョンアップでは、ジョルダンの「乗換案内Biz」との連携により、スケジュールの登録と同時に訪問先までの交通経路を検索、交通費や経費を蓄積して経費精算申請を行える「交通費・経費精算」機能が搭載された。スケジュール登録画面から出発地と到着地を入力することで、移動に最適な鉄道・空路・航路・高速バス・路線バスなどの経路と交通費が検索できる。ICカード運賃・切符運賃の切り替えや、個人が所持する通勤定期区間の運賃も自動的に控除される。交通費のほか、タクシー代やお土産代などの諸経費についても、領収書の画像データとともに管理できる。

スケジュール登録時に交通経路と交通費を算出できるため、経費精算時の手間が省ける

毎月の締め日には、その月の交通費・経費を集計し、集計された内容をそのままワークフローで申請できるほか、CSVファイルにエクスポートして別システムへの入力や、一覧を印刷して従来の紙の申請書に添付するなど、企業ごとのルールに則した経費精算が行える。

スケジュールとひもづけずに経費登録することも可能

交通費・経費精算機能は、年間更新型の有償オプションとして提供される。同社では、今後はETCの料金計算など、自動車を使って移動する現場を意識したサービスの提供も検討しているという。

動画の配信・画像編集ツールの搭載

動画の配信・画像編集ツールでは、ポータル、インフォメーション、回覧・レポート機能において、動画ファイルのアップロードと貼り付けが行えるようになった。社内での教育、研修用の動画や講習会の内容など、社内だけで共有できればよいものをYouTubeなどのインターネット動画サイトにアップロードする必要がなくなる。

さらに同機能において、写真やイラストなどの画像データをブラウザ上で簡単に編集・レタッチできる、画像編集ツールが搭載。作成した文書に写真や地図などの画像を貼り付ける際、これまで画像への指示書きやコメントは、あらかじめ画像編集ソフトで加工する必要があったが、画像編集ツールを使えば、グループウェアに画像をアップロードし、その場で画像を編集した上で文書に貼り付けられるようになった。

ユーザーからの要望に応えて、ワンクリックでモザイク処理できる機能が搭載

ウェブメールIMAP対応

ウェブメール機能については、IMAPメールサーバでも利用できるようになった。従来のウェブメール機能は、POPメールサーバにのみ対応しており、送受信したメールは、すべてグループウェアサーバ上にダウンロードされていたが、今回のIMAP対応により、メールサーバ側で確保されたディスク容量を無駄にすることがなくなるとともに、Office 365やGoogle Appsといったクラウドメールサービスとも、連携が可能となった。

ウェブメール誤送信防止機能の再強化

これまでもメールの誤送信防止機能は搭載されていたが、今回の新バージョンでは、「メール送信前の確認」において、社内と社外に同時にメールを送る際、社外アドレスのみ強調表示して注意を促す機能や、チェック対象項目のカスタマイズ、ToやCCに大量のアドレスを指定した場合の警告表示など、メール誤送信による情報漏えいに配慮した機能強化を行っている。

送信取り消し機能も搭載。取り消し可能な時間を自分で設定できる

データの自動保存・回復

ウェブメール、ワークフロー、回覧・レポート、議事録、インフォメーション、アンケート、ポータル機能において、作成・編集中の内容をバックグラウンドで自動的に保存する機能も搭載された。長文の文書や複雑なコンテンツの作成・編集中に、マウスやキーボードの誤操作でページを移動してしまったりページを閉じてしまった場合に、再度作成画面を開くことで、途中まで編集していたデータを回復することができる。

誤操作でページを移動や閉じてしまった場合に内容を復元できる

主な新機能は5つとなるが、そのほか細かい改修を含めると、700程度に及ぶという。

クラウド版の提供価格は、1ユーザー月額400円、オプションとなる交通費・経費精算は1ユーザー月額100円となる。パッケージ版はエンタープライズライセンスで年間サポート費を含めて、300ユーザー150万円、交通費・経費精算年間ライセンスが300ユーザー24万円。パッケージ版のスモールライセンスは5ユーザー39,800円、交通費・経費精算年間ライセンスの年間サポートサービス優待価格が5~15ユーザー14,000円、通常価格が5~15ユーザー28,000円となっている。価格は全て税別。