ダイジョブ・グローバルリクルーティングはこのほど、「ダイバーシティな職場環境」「女性の活躍」「外国人採用」への取り組みに対する意識調査の結果を発表した。同調査は、一般就業者(日本国籍20~49歳)1,000人と、日本語、英語ビジネス会話レベル以上のバイリンガルユーザー(日本国籍・外国籍20~49歳)151人を対象に実施した。

バイリンガルと一般就業者の違いは?

直近の勤務先における「ダイバーシティな職場環境」への取り組みについて尋ねたところ、バイリンガルユーザーは「時短勤務制度・フレックス制度を導入している」、一般就業者は「特にない」が圧倒的に多い回答となった。

直近の勤務先はダイバーシティな職場環境を推奨する風土はありますか? それはどういった取り組みですか?

また、バイリンガルユーザーと一般就業者の回答で大きな差が出たのは「外国人社員を積極的に採用している」、「時短勤務制度・フレックス制度を導入している」だった。バイリンガルユーザーの職場環境の方が制度面での対応が進んでいることがわかる。

女性の活躍についてどう思うか尋ねたところ、「性別に関わらず優秀な人材が活躍できるようになる」など女性の活用による企業価値の向上という志向においては、圧倒的にバイリンガルユーザーが高かった。「時短勤務などダイバーシティな仕事環境の見直しが進む」など、女性が活躍できる職場環境を肌で感じていることがうかがえる。

女性の活躍についてどう思いますか?

外国人採用について聞くと、「優秀な人材の確保ができる」「日本人社員への良い刺激になる」「異文化・多様性への理解が深まる」「海外拠点や取引先とのコミュニケーションが向上する」などポジティブな回答はバイリンガルユーザーの方が多かった。

一方、「文化・価値観等の違いによるトラブルが増える」「言語の壁によるコミュニケーションの希薄化が進む」などネガティブな回答は、一般就業者の方が多いことがわかった。

外国人採用の推奨についてどう思いますか?