ソニーモバイルコミュニケーションズは、7月にXperiaシリーズのスマートフォンのOSをAndroid 5.1にバージョンアップすると発表した。

Xperia Zシリーズは現在、Android 5.0が利用可能だが、OSの安定性の向上を中心としたAndroid 5.1が7月から利用可能になる。OSバージョンアップの対象となるのは、Xperia Z、Z1、Z2、Z3、T2 Ultra、C3。これらの機種の後に、Xperia M2、M2 Aquaについてもバージョンアップを実施する。

今回の発表はグローバルモデルに適用されるもので、国内販売のXperiaシリーズは対象外。先日、NTTドコモでは、Android 5.0へのバージョンアップ対象機種を発表したが、Xperia Z、Z1は対象外としており、一部ユーザーから不満が噴出した。今回の発表により、キャリア版とグローバル版での対応の差がさらに拡大することになり、OSバージョンアップから漏れたユーザーの不満はさらに大きくなりそうだ。