岡三オンライン証券は8日、新たにラップ型ファンド「ラップ・アプローチ」3銘柄の取扱いを開始した。

2004年に始まったリテール向けラップ口座は、好調な市場環境を背景に注目が高まっているという。こうしたなか、岡三証券グループでは、顧客の資産を包括的に運用するラップ口座を投資信託で実現すべく検討した結果、岡三アセットマネジメントにおいて新ファンド「ラップ・アプローチ」を設定することになったという。この新ファンドは、目標のリスク水準を3段階に分け、リスク水準ごとに「安定コース」「安定成長コース」「成長コース」の3つのファンドを設定しており、顧客の投資方針やリスク許容度などに合ったコースを自由に選ぶことができる。同社ではこの新ファンド専用の「投資コースナビ」を提供し、Web上で実際に相談したかのように最適なコースを選択することが出来るという。NISA口座での利用にもピッタリのファンドだとしている。

3つのコースから選択できる顧客のリスク許容度に応じたセミオーダーファンド

「投資コースナビ」では、6つの選択式の質問に答えると、顧客のニーズを踏まえたうえで最適なコースを案内するという。

画面は開発時のものであり、変更される場合がある

同ファンドは、6月8日申込分(注文受付開始は6月5日15時)より取扱う。なお、このたびの追加により、同社の取扱う投資信託は144ファンドとなる。

新規取扱いファンド一覧

新規取扱いファンド一覧

岡三オンライン証券は、今後とも価値あるサービスの提供に努めていくとしている。