ワタベウェディングはこのほど、20代~80代の既婚男女573名(男性249名、女性324名)を対象に実施した、「趣味嗜好理解」「共有・共感」「スキンシップ・愛情表現」といった夫婦間の関心やふれあい方に関する調査の結果を発表した。調査期間は1月31日~3月1日。

8割超が「パートナーの怒るポイントを知っている」と回答

「パートナーの趣味や嗜好について理解しているか」

パートナーの趣味や嗜好について理解しているかどうか尋ねたところ、「理解している」と回答した割合が最も高かったのは「誕生日を覚えている」で99.1%、次いで「怒るポイントを知っている」で86.8%となった。いずれも男女ともに非常に高い割合となり、夫婦間の関係の深さが垣間みえる結果となった。

男女別で見ると、「行きたい場所を知っている」「怒るポイントを知っている」「笑いや感動のツボを知っている」「考えていることに興味がある」については、いずれも男性の方が、パートナーへの理解関心が高い傾向が見られる結果となった。

「一緒の時間を持っている」人は8割以上

「パートナーとの共有・共感について」

次に、パートナーとの共有・共感について調べた結果、男女共に「結婚記念日を覚えている」人は9割を超え、「一緒に外出したり話し合う時間を持っている」という人は約8割となった。

男女別では、「喧嘩してもすぐに歩み寄ることができている」については、男性73.1%に対し、女性は67.6%と、男女間でややギャップがあることがわかった。さらに、年代別でも見てみると、「結婚記念日を覚えている」については、50代以上の男性(75.0%)以外の全年代で9割以上が覚えているという結果に。また、「迷いや悩みを話している」については、全年代で女性の方が男性よりも話しているという割合が高く、女性は男性に対し、年代を経ても相談相手としての意識が高い傾向がうかがえた。

女性よりも男性の方が「愛していると言っている」

「パートナーとのスキンシップや愛情表現について」

次に、パートナーとのスキンシップや愛情表現について聞いたところ、男女ともに7割以上が「人前でも手をつなげる」と回答した。「人前で手をつなげる」と回答した男性は79.5%、女性は73.8%と男性のほうが高く、また、「愛していると言っている(男性52.2%、女性42.0)」についても、男性の方が女性を10ポイントも上回った。そのほか、「写真を持ち歩いている」「家に家族写真を飾っている」についても男性の方が割合が高いという結果に。女性の方が高かったのは「のろけ話をする」だった。