NMB48の渡辺美優紀が、6日に放送された日本テレビ系ドキュメンタリー番組『AKB48旅少女』(毎週土曜24:55~25:25)に出演し、常に比較され続けてきたNMB48の山本彩への本音と、自身の卒業について語った。

NMB48の渡辺美優紀

今回、渡辺とチーム8の太田奈緒、佐藤栞、岡部麟が千葉で海釣りに挑戦。その旅の中で、チーム8のメンバーが渡辺の本音を聞き出した。

ライバルの存在を聞かれた渡辺は「さや姉といつもペアで撮影させられて、負けたくないのもあったし、プレッシャーもあった」と山本を意識していたが、3年後くらいに「自分が将来したいこと何だろうって考えた時、AKB48がゴールじゃないし、その先を考えると気持ちが楽になって、だれかと比べることはなくなった」と気持ちに変化があったと明かした。

山本とは互いに「学校にいたら確実に仲良くなってない」と話しているそうで、「プライベートでご飯行ったりすることもない。連絡事項しか連絡とり合わない。友達みたいな感じではない」と言うも、「将来のことや卒業するタイミングも話す」と関係性を説明。「始めの頃はライバルとして見せられるように大人に仕掛けられ、それがお互い嫌やった時期もあった」というところから、NMB48全体のことや後輩たちのこと、自身の卒業などについて一緒に考えていくうちに「どんどん仲間になっていった」と語り、「仲間? 戦友かな」と言い換えた。

また、卒業についても「同い年やし、ずっと一緒に頑張ってきたから、どっちかが卒業しちゃったら残った方がつらい」と2人で話していると言い、「だから、さや姉と同時卒業しようかな」と告白。「それか、みんな私が卒業しても…楽しく卒業できるタイミングで卒業します!」と続け、「NMB48もまだまだ良い子がたくさん出てきてるから、楽しみです。これからのチーム8もNMB48も!」と後輩たちの成長に期待を寄せた。

渡辺は、6日に行われた「第7回AKB48選抜総選挙」において、自己最高の12位で2年ぶりに選抜復帰を果たし、檀上で「選抜というステージに再び帰って来られたからには、NMB48を背負って本気で勝負したい」と力強く宣言。山本も、2年連続6位も9万7,866票と投票数を大きく伸ばし、「感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔を見せた。