富士サファリパークは5月20日、「アムールトラ」の4つ子の赤ちゃんの公開を開始した。

「アムールトラ」の4つ子の赤ちゃんの公開を開始 ※5月18日撮影

「ふれあいタイム」を、各回30組(合計60組)限定で実施

4つ子の赤ちゃんは、4月20日に誕生。生まれた時の体重は、個体差はあるが0.9~1.3kgだった。生後4週間が経過した時点では、体長40cm、体重2.7~3.0kgに成長。1日5回、飼育係が母親の代わりとなって特別に配合したミルクを哺乳瓶で与えたり、体をタオルで拭いたり、糞尿の世話などを行っている。4頭とも元気にすくすく成長していることから、一般公開することを決定した。

1日に2回の「ミルクタイム」では、赤ちゃんにミルクをあげる様子を紹介 ※5月24日撮影

「ふれあいタイム」では、赤ちゃんの背中に"そっと"触れられる ※5月24日撮影

公開するのは、どうぶつ村エリアの特設会場(屋外)で、4頭の赤ちゃんがじゃれあったり、すやすや眠る姿が観覧できる「特別展示」を実施。そのほか、1日に2回の「ミルクタイム」では、飼育係が赤ちゃんにミルクをあげる様子を紹介しながら、絶滅の危機に瀕したアムールトラの生態や特徴について解説する。

さらに、ミルクタイムが終了した後には、飼育係が抱っこしている赤ちゃんの背中を"そっと"触れる「ふれあいタイム」を各回30組(合計60組)限定で実施。赤ちゃんの"ふわふわ"した柔らかい毛を実際に触れる貴重な体験となる。

一般公開は、7月下旬までを予定。なお、同園では赤ちゃんの動画もYoutubeで公開している。