結婚式・披露宴の招待状が届いたら、なるべく早く返信するのがマナーです。結婚の知らせに「おめでとう。結婚式には出席するね」など、メールや電話で出欠の返事をしたとしても、必ず返信はがきで正式な回答を行う必要があります。

宛名面の書き方

招待状の往復はがきには、あらかじめ返信先が印刷されていますので、敬称の「行」を2本の線で消し、「様」に書き換えます。

宛先欄の「行」を2本線で消して「様」に書き換える

裏面 (文面) の書き方

裏面は、「御出席」の「御」を2本の線で消し、出席を○で囲みます。「御欠席」の表記は2本の線で消します。また、「御住所」の「御」を2本の線で消し、その下に自分の住所を書きます。「御芳名」の部分は、「御芳」を2本の線で消し、その下に自分の名前を書きます。

最後にひと言、お祝いのコメントを書き添えましょう。

出席の場合の返信はがきの書き方

出席できるかどうかがわからないときは?

すぐに先方に連絡をして事情を伝え、出欠の返事を待ってもらいます。そのうえで、なるべく早く結論を出すようにします。返事が遅いと、先方の準備が滞ってしまいます。期限が近づいても予定がわからない場合は、欠席の返事をしましょう。

執筆:野村佳代

株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役。編集・ライター。一般社団法人日本ビジネスメール協会認定講師。Webサイト「ビジネス文章力研究所」を運営している。