7月24日にバンダイビジュアルから発売される『機動戦士Vガンダム Blu-ray BoxⅠ』の、カトキハジメ氏が描き下ろすボックスイラストが公開された。さらに、Blu-ray Boxの発売を記念してさまざまなキャンペーンがスタートしている。

『機動戦士Vガンダム Blu-ray BoxⅠ』ボックスイラスト

公開された描き下ろしイラストは、『BoxI』の収納ボックスに使われ、ボックスデザインも新たに公開。『機動戦士Vガンダム Blu-ray Box』は、1993年4月~1994年3月にかけて放送された富野由悠季監督によるTVアニメ『機動戦士Vガンダム』を、ニューマスターポジフィルムによるHDテレシネ&HDリマスターを施してBlu-ray Box化したもの。7月24日に第1話「白いモビルスーツ」から第26話「マリアとウッソ」を収録した『BoxI』が、9月25日に第27話「宇宙を走る閃光」から第51話「天使たちの昇天」を収録した『BoxII』が発売される。価格は各3万6,720円で、2016年9月24日までの期間限定生産となる。

『BoxI』『BoxII』ともに、Boxアートはカトキハジメ氏、インナージャケットも豪華スタッフによる描き下ろし。キャラクター・メカニカル紹介やストーリーガイドなどを収録した「解説書(60ページ)」と、イラストギャラリーや制作当時の資料を収録した「記録集(56ページ)」が封入される。音声特典には、本作初となる「オーディオコメンタリー(4話分)」を新規収録、映像特典には「ノンテロップOP&ED」が収録される。

また、今回のBlu-ray Boxの発売を記念して、「ガンダムモバイル&アプリゲームキャンペーン」も6月1日より展開中。対象となるゲームは、『SDガンダム ストライカーズ』『SDガンダムジージェネレーションフロンティア』『ガンダムエリアウォーズ』『ガンダムコンクエスト』『ガンダムロワイヤル』『ガンダムカードコレクション』の6タイトルとなる。各ゲーム内で一定条件と満たすと"キーワード"が表示され、そのキーワードをガンダムパーフェクトゲームス内のキャンペーン特設ページに入力すると『機動戦士Vガンダム』の第1話~第3話を無料視聴することが可能に。キャンペーン期間は6月16日15:00まで、動画視聴は6月22日11:59までとなる。

そして、全国のカラオケチェーン店舗DAMでは、「機動戦士Vガンダム×カラオケDAM 歌唱キャンペーン」がされ、川添智久の歌う『機動戦士Vガンダム』のオープニング主題歌「STAND UP TO THE VICTORY~トゥ・ザ・ヴィクトリー~」を歌うと、抽選でA賞「ウッソ・エヴィン役 阪口大助サイン入り『機動戦士VガンダムBlu-ray BoxⅠ』(2名)、B賞「ウッソ・エヴィン役 阪口大助サイン入り『機動戦士Vガンダム』ポスター」(5名)をプレゼント。キャンペーン期間は6月30日まで。

さらに、6月5日17:00からは、ウッソ・エヴィン役の阪口大助、カテジナ・ルース役の渡辺久美子、アニメ評論家の藤津亮太氏が出演し、限られた時間の中で『機動戦士Vガンダム』の魅力をテーマごとに紹介していく特別番組『週刊5分で分かる機動戦士Vガンダム』(全8回)が公式サイトにて無料配信される。本番組は、Blu-ray Boxが発売される7月24日まで毎週金曜日17:00に公開され、7月24日に発売される『BoxI』に第1回~第4回+延長戦(その1)が、9月25日に発売される『BoxII』に第5回~第8回+延長戦(その2)が特典映像として収録される。

『機動戦士Vガンダム』は、現時点で富野監督が手がけた、TVシリーズ最後の宇宙世紀を舞台としたガンダム。宇宙世紀153年、サイド2のほぼ全域を支配するザンスカール帝国と、対抗するレジスタンス組織リガ・ミリティアの戦争が描かれ、「ヴィクトリーガンダム」に搭乗する主人公のウッソ・エヴィンが巻き込まれていく。キャラクターデザインに『機動武闘伝Gガンダム』などの逢坂浩司氏、メカニカルデザインに大河原邦男氏、カトキハジメ氏、『マクロスF』などの石垣純哉氏、音楽に作曲家の千住明氏と豪華スタッフが名を連ね、富野監督のもと宇宙戦国時代のザンスカール戦争が描かれている。3月に公開された富野監督による本作へのコメント「何かの間違いでこのBlu-rayで見た方は『機動戦士Vガンダム』の何がダメなのかを探してみてください」も大きな話題となった。

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