DeNAロケーションズは2日、iOS向けのカーナビアプリ「ナビロー」の提供を開始した。カーナビの基本機能ほか、ドライブレコーダーやスマホの画面にルート案内を重ねて表示するARモードなどの機能を備えたのが特徴。App Storeより無料でダウンロードできる。対応OSはiOS 7.0以降。

ナビローは、住所やフリーワード検索による目的地設定、走行中のレーン情報やイラストによる分岐点の事前案内、交差点名の音声案内や高速道路専用ナビなどの機能を備えたカーナビゲーションアプリ。アップデートなしで最新の地図表示を行い、リアルタイムでのVICS渋滞情報で目的地までのナビゲートを行う。

ルート表示

イラストによる分岐点案内

このほか、オービス(速度取締機)の設置場所、取り締まりエリア情報などを自動音声でアナウンスする機能、運転中の映像や音声を記録するドライブレコーダー機能、スマホの画面にルート案内を重ねて表示する「ARモード」といった機能を搭載する。さらに、交通量の変化に応じた最適な頻度で再探索を行うことで、アプリ利用中のデータ通信量を抑え、省パケット通信も実現しているという。

ドライブレコーダー機能

ARモード

ホーム画面は、蜂の巣形状のハニカム構造を用いたデザインとなっており、現在地を中心に過去に訪れたことのある目的地などをわかりやすい距離と方角に自動表示する。ソーシャル要素も備え「ラーメン通が選ぶ環八ラーメン8選」「夏の横浜鉄板ドライブコース」といったドライブコースをハニカムに集約できる。

ハニカムUIでドライブコースも集約可能

今夏には、ルート案内などのボイスを様々なパターンに変更できる「ナビ声」の実装を予定。関西弁、沖縄弁などの方言をはじめ、著名人のボイスも提供する。また、時期は未定ながら、歩行者ナビ、乗換案内機能も実装する。