昭和電工、肌を活性化するアンチエイジング化粧品を開発

昭和電工は6月2日、細胞を活性化するアンチエイジング化粧品原料ヒドロキシクエン酸誘導体「HCAP」を開発したと発表した。

ヒドロキシクエン酸(HCA)は東南アジアに生息する植物ガルシニアの果皮に含まれる有機酸で、脂肪合成を抑制する性質持つことで知られている。一方、水溶性のため皮膚に浸透しにくく、化粧品への配合は困難だったが、同社は親油性を付したHCA誘導体を開発することで浸透力を高めることに成功した。

今回開発したHCAPは、皮膚に浸透するとHCAに分解され、糖類を脂肪酸へと変換するATPクエン酸リアーゼという酵素の活性を阻害し、脂肪酸の合成と蓄積を抑制することで、スリミング効果を発揮する。

脂肪蓄積抑制作用測定試験の結果

また、脂質代謝が阻害されると、そこで使われるはずだったクエン酸を細胞内のエネルギー産生器官が利用できるため、細胞のエネルギー代謝が高まり、減少するとたるみやシワの原因となるエラスチンの生成量が増加するという。

エラスチン産生測定試験の結果

なお、今回発表されたHCAPは、6月3日~5日にパシフィコ横浜で開催される「第7回化粧品産業技術展 CITE Japan 2015」で紹介される予定となっている。

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