女優の本田翼が、7月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『恋仲』(毎週月曜21:00~21:54)に出演することが2日、分かった。福士蒼汰演じる主人公の初恋の幼なじみ役を演じる。

月9ドラマ『恋仲』で共演する本田翼(左)と、福士蒼汰

同作は、福士演じる三浦葵が、本田演じる芹沢あかりと運命の再会を果たすが、恋敵との複雑な友情や、葛藤に引き裂かれるなど、さまざまな障害に七転び八起きしながら、本当の恋をつかんでいく姿を明るく描くという純愛ラブストーリー。

2人の関係は、恋い慕っているが、付き合ってはいないという微妙な関係の"恋仲"。こうした繊細な関係にあり、「恋愛よりも仲間を優先させる」という昨今の若者の恋愛事情も想起させる2人が、どのように"恋のど真ん中"に向かって発展していくのかが、物語のポイントとなる。

本田は、台本を読んで「胸が、ときめいてしまいました。本当に」と、早くも作品にのめり込んでいる様子。「ドラマを見ていただく方に、自分が感じたのと同じように胸をときめかせていただけたら、と思います」と意気込みを語る。

一方の福士は、本田との共演に「明るい性格とか無邪気な笑顔とかが、この作品のヒロインにぴったりだなと思いました」と太鼓判。本田に対して頑張っている姿のイメージを強く持っており、そうした性格が役柄にも通じる部分があるという。一方で、その笑顔の裏に、孤独や切なさを持つキャラクターで、福士は「ぜひ女性が共感できる女の子を演じてもらえたら」と期待を語っている。

フジテレビの藤野良太プロデューサーは「(本田演じる)"芹沢あかり"は、最初から本田翼さんをイメージしてキャラクターをつくりました」と、本田ありきで生まれた役柄であることを告白。自身が本田を見ていて「笑顔に魅了されてしまいました」とぞっこんで、その笑顔が「日本中を魅了すると確信しています!!」と自信たっぷりだ。

藤野プロデューサーが見る、福士と本田の2人の相性は「想像以上に抜群」。初回では、夏らしい花火大会や水泳競技会などのシーンのほか、本田翼のウェディング・ドレス姿も披露される。

また、本田以外の出演者も決定。男手ひとつで娘・あかりを育ててきたシングルファーザーに小林薫、葵の務める建築事務所の敏腕女社長に吉田羊、その職場で葵の兄貴分となる永井大。そして、あかりの親友役には、お笑いコンビ・アジアンの馬場園梓を抜てきし、実力派と個性的のキャストが脇を固める。