米Appleは先月29日(米国時間)、「iMessage」で特定のUnicode文字列を受信するとiPhoneがクラッシュするという問題への対応についてコメントした。将来、このバグを修正したアップデートを配信することも明らかにしている。

特定の文字列に関するバグについてサポートページで言及。Siriを利用した対策方法も紹介している

この問題は「iOS 8」で発見されたバグで、同OSをベースとするiPhone、iPad、Apple Watchが影響するとimoreなどのメディアが伝えたもの。特定のUnicode文字列のレンダリングができないため、アプリがクラッシュしたりシステムが再起動するという。

Appleは同日付でサポートページに最新情報を掲載。この問題を認識しており、修正したアップデートの配信を予定していると記している。また、Siriに未読のメッセージを読むように指示し、Siriを利用して悪意あるメッセージに返信。その後メッセージを再度開き、問題が継続する場合は、悪意あるメッセージをホールドして「その他」に進み、スレッドからメッセージを削除する、といった対策方法を紹介している。