盗賊や侠客など「悪」がテーマ

東京都渋谷区の太田記念美術館で、浮世絵に描かれた「悪」を展示する「江戸の悪」が行われる。開催日時は6月2日から26日(6月8日、15日、22日は休館)、10時30分から17時30分まで。一般700円、大学生・高校生500円、中学生以下無料。

浮世絵に描かれた悪にスポットを

同イベントは、さまざまな悪人たちのイメージを江戸時代の浮世絵から探る展覧会。石川五右衛門、鼠小僧次郎吉などの大盗賊、幡随院長兵衛などの侠客、吉良上野介などの歴史上の人物、悪女、小悪党、悪の妖術使いなど、実在した悪人から物語に登場する架空の人物まで、江戸の「悪」が多数展示される。

江戸時代には、元禄赤穂事件が吉良上野介を悪役として芝居の題材として取り上げられたり、大盗賊が市中引き回しになると見物のため群衆が集まったりするなど、江戸の人々は「悪」に対する魅力に気が付いていたとのこと。

月岡芳年「英名二十八衆句 福岡貢」、「平清盛炎焼病之図」、三代歌川豊国「東海道五十三次之内 京 石川五右衛門」、「東海道四谷怪談」、歌川広重「忠臣蔵 夜打三 本望」、歌川国芳「浅茅原一ツ家之図」などが展示される。

また、6月3日、13日、19日の各14時から40分程度、B1視聴覚室において、同館の担当学芸員が見どころを紹介する「学芸員によるスライドトーク」(参加無料)も実施する。