米Googleは28日(現地時間)、開発者イベント「Google I/O 2015」にて、次期Android「Android M」のDeveloper Previewを発表した。

Google I/O 2015

「Android M」のDeveloper Previewでは、下記の6つのポイントが発表された。

  • App Permissions
  • Web Experience
  • App Links
  • Mobile Payments
  • Fingerprint Support
  • Power&Charging

具体的には、アプリのパーミッションが整理され、マイクやカメラ、カレンダーなど、アプリごとにアクセスできる機能を細かくカスタマイズできるようになる。 また、新しいWebブラウザ体験として、セキュリティ性を高め使い勝手を改善したChromeカスタムタブを発表した。

モバイル決済サービス「Android Pay」はマクドナルドやサブウェイなど、全米700以上の小売店で利用できる。また、指紋認証もサポート。ロック解除やWebでの買い物などに利用できる。

このほか、USB Type-Cをサポートし、ケーブル接続時に、充電や給電、データ通信を行うかなど、接続後の挙動を選択できるようになった。電源管理システムも改善し、端末のバッテリ駆動時間を延伸。例えばNexus 9のスタンバイモード時のバッテリ駆動時間はLollipopから2倍となった。

「Android M」のDeveloper Previewは、現地時間28日より、Nexus 5、Nexus 6、Nexus 9、Nexus Player向けにリリースされる。