日本エスニック協会は5月29日、同協会のアンバサダーが監修するエスニックソーセージ3種を「ターブル・オギノ」全店で発売する。価格は、ソーセージ2本入りで各853円(税込)。

エスニックソーセージ3種(イメージ)

このほど販売するソーセージ3種は、エスニックソーセージと呼ばれるもの。材料には、肉以外にもさまざまなハーブやスパイスを使い、国や地域、家庭によって、練り込む材料や調理法が違うという。

同商品の監修を務めた同協会のアンバサダー・氏家アマラー昭子さんは、日本におけるタイ料理の第一人者とされている。同じく監修を行った渡辺玲さんは、料理教室を主宰しており、テレビや雑誌などでも活躍中とのこと。

「サイウアソーセージ(タイ)」と「アマラースペシャルソーセージ(タイ)」は氏家さんが監修を務めた。サイウアソーセージは、タイ北部のチェンマイが発祥であることから、通称「チェンマイソーセージ」とも呼ばれる。材料には、豚肉、カレー粉、バイ・マックルート(こぶみかんの葉)などを使い、爽やかなかんきつ系の香りが楽しめるという。

アマラースペシャルソーセージは、氏家さんオリジナルのタイ風ソーセージ。材料には黒こしょう、パクチーの根、にんにくなどのスパイスを使い、きくらげや春雨などのめずらしい食材も使用している。

「シークカーブ風ソーセージ(インド)」は渡辺さんが監修。シークカーブとは、スパイスで味付けしたマトンのひき肉を串に巻いて炭火焼きにした、インドやパキスタンのバーベキューメニュー。日本人の口に合うように牛肉を使い、使用するスパイスには、ターメリック(ウコン)やカイエン・ペッパー(赤唐辛子粉)、ガラム・マサラなどの11種類を配合した。

販売店「ターブル・オギノ」は、フレンチレストラン「ogino(オギノ)」の惣菜店で、シャルキュトリー(肉加工品)を主に取り扱っており、東京都と神奈川県に店舗展開中。

なお同商品は、5月30日と31日に、東京都・大井町駅前中央通で開催する「全国ごちそうフェスティバル」でも販売する。