歌手のきゃりーぱみゅぱみゅが、6月2日から全国で放送開始される江崎グリコ「アイスの実」新テレビCMで、十二単を初体験していることが27日、わかった。

十二単を初体験したきゃりーぱみゅぱみゅ

新テレビCM「こい~のう」篇(30秒)の前半部分では、西洋風の部屋に大きなぶどうが描かれた金屏風というきらびやかな舞台に、十二単姿のきゃりーぱみゅぱみゅが登場。「アイスの実」を一粒掲げて、「こい~のう~」と平安時代風の言葉遣いで"濃厚さ"を伝えている。また、後半部分では、「アイスの実」で満たされたグラスにソーダを注ぎ、その見た目や口当たりを「しゅわとろやのう~」と表現。"アイスの実×ソーダ"という新しい食べ方を提案する。

きゃりーぱみゅぱみゅは、色鮮やかな生地の衣装を何枚も重ねた十二単に、ブロンドヘアで結い上げたお姫様風のスタイルで、平安時代のお姫様に変身。監督からは、優雅でおしとやかなイメージを伝えられ、ライブでのポップな振り付けを"動"とすると、今回は"静"のアクションが求められた。十二単とかつらでかなりの重量となったが、ワンテイク毎にプレイバックを確認して姿勢やセリフを細かくチェックするなど、熱心に撮影に挑んだ。

きゃりーぱみゅぱみゅは「人生で十二単を着られることってホントないと思うので、着ることができてうれしかった」と人生初の十二単体験に大満足。スタイリストがデザインした十二単の裳がほかの和テイストとは違って「和洋折衷」になっていると説明し、「ヨーロッパっぽい柄も入ってて、きゃりーぱみゅぱみゅらしい十二単になった」と喜んだ。

また、きゃりーぱみゅぱみゅお付きの子供役を演じた8歳のアシュトンベル君について「とてもかわいくて癒やされながら撮影していました」とコメント。さらに、今夏挑戦したいことを聞かれると、「最近あんまり夏の海に行くことがないんですけど、今年の夏は友達と海に行って遊べたら」と語った。