NPO法人地域活性化支援センターは5月27日、第9回恋人の聖地「プロポーズの言葉コンテスト2015」授賞式を開催、受賞作品を発表した。

第9回恋人の聖地「プロポーズの言葉コンテスト2015」授賞式に出席した、(左から)華道家の假屋崎省吾さん、元AKB48の板野友美さん、デザイナーの桂由美さん

このコンテストは「少子化対策への貢献」を目的に、毎年6月第1日曜日のプロポーズの日(今年は6月1日)にちなんで行われている。今後結婚を予定している人、現在独身の人対象の「これからプロポーズの部」、すでに結婚している人対象の「今だから伝えたいプロポーズの部」、授賞式の会場でプロポーズしたい人対象の「今! ここでプロポーズの部」の3部門。今年は応募総数3,116点だった。

最優秀賞は「いまは不良債権だけど……」

最優秀賞は、「いまは不良債権だけど、そのうち当たりの宝くじになるかもしれんけん……。もらって!」(大阪府大阪市/山本千晶さん/女性/未婚/会社員)。プロポーズの場所は、会社からの帰り道。山本さんは、「エリートサラリーマンの彼と、しがないOLの私。いつもダメ出しを食らってばかりだけど、ライターになりたいという私の夢を応援してくるのも彼だけなのです。いつか彼を見返して、ゴージャスなディナーに連れて行ってあげたい……。投資してもらうなら、彼しかあり得ません!!!」とエピソードを披露した。

そのほか特別賞として、「まだまだ未熟な僕だけど、やっとあなたを幸せにする準備ができました。結婚してください」(兵庫県神戸市/平山大地さん/男性/未婚/会社員)、「僕のパンツを洗って下さい!」(長野県塩尻市/品川直美さん/女性/既婚/パート・アルバイト)の2作品が選ばれた。

「ウェディング推進大使」に任命されたモデルの大石参月さん(左)

「恋人の聖地親善大使」に任命され、コンテストのゲスト審査員として招かれた元AKB48の板野友美さんは、「みなさんの素敵な言葉をたくさん聞いて、私も幸せな気持ちになりました。これからもみなさんの恋を応援できたらいいなと思います」と話した。また同日、モデルの大石参月さんも授賞式に出席し、「ウェディング推進大使」に任命された。

なお、これまでの最優秀賞受賞「プロポーズの言葉」は下記の通り。

第1回(2007年)/「今ならもれなく一生幸せ保証付きでお買い得です!」
第2回(2008年)/「途中参加のパパだけど、本当のパパにして下さい」
第3回(2009年)/「大台ぞろ目記念で、お嫁にもらってください!」
第4回(2010年)/「ボクに毎朝、お味噌汁をつくらせてください」
第5回(2011年)/「水や電気は不足しても私の愛は不足しないよ」
第6回(2012年)/「ふぅ~やっと、就活おわったよ。でも、第一希望じゃなかったんだ、本当は…。あなたに永久就職させてください」
第7回(2013年)/「大船に乗ったつもりで私についてきて下さい!」
第8回(2014年)/「赤い糸の25年保証、契約更新してもいいかな?」