ANAグループは6月3日、就航している空港を通じて客室乗務員が全国47カ所の赤十字病院を訪問し、すずらんの花と入院患者へしおりを届ける「すずらん活動」を実施する。

「すずらんのしおり」の表はANAグループ社員から公募したイラスト、裏は羽生結弦選手からメッセージをデザイン

ANAグループでは昭和31年(1956)より、患者の幸せを願って「しあわせ」「幸福の再来」などの花言葉をもつすずらんを届けている。この活動は毎年行われ、2015年で60年目を迎える。

北海道千歳市近郊で可憐に咲いたすずらんの花の贈呈に加え、しあわせの花・すずらんをいつも身近に感じられるよう、すずらんの香りが楽しめる「すずらんのしおり」約2万枚を全国の患者に届ける。

すずらんとともに「すずらんのしおり」を贈呈(写真は2014年実施時のもの)

2015年の「すずらんのしおり」には、ANAグループ社員から公募したイラストとANA所属のフィギュアスケーター羽生結弦選手からメッセージが描かれている。