日本生命保険は5月26日、野村総合研究所(NRI)と資本業務提携契約を締結したと発表した。今後両社は協力して、より効率的で盤石なシステム態勢の研究や新たな保険ビジネスモデルの検討、相互の人材交流を通じた保険およびIT領域に精通する高スキル人材の育成を進めていくという。

日本生命とNRIはこれまでも、人材交流やITに関するコンサルティング、ソリューション提供などを通じて関係を深めてきた。今回の提携に際して、日本生命はNRIに対して普通株式による出資を予定しており、出資後の保有比率は約3%となる見込みだ。

今後両社は、クラウド、IoT、ビッグデータ、ウェアラブル端末、AIなど、先端情報技術の活用による、さらなる効率的なシステム態勢の研究や新しい保険ビジネスモデルの検討、相互の人的交流を通じた保険・IT領域に精通した人材の育成を行っていく。