東芝ライフスタイルは5月25日、業務用ディスプレイの新製品として、24時間の連続稼働に対応した55V型「TD-Z552」と47V型「TD-Z472」、42V型「TD-Z422」の3機種を5月28日から順次発売すると発表した。

新型ディスプレイ イメージ

新製品はすべて、USBメディアプレーヤーを内蔵し、PCや外付けのメディアプレーヤーがなくても、コンテンツを記録したUSBメモリを用いて動画や静止画、音声ファイルの再生が可能。電源のオン・オフを自動制御する「スケジューリング機能」と組み合わせ、指定した時刻に指定したプレイリストの再生もできる。

DisplayPort入出力端子は、高解像度の4K映像(解像度3840×2160)に対応。DisplayPortのデジタルデイジーチェーン接続による、2×2の4面マルチ構成で4K映像表示が可能だ。

そのほか、ディスプレイ背面のオプションスロットに、デジタルサイネージの専用規格となるOPS準拠モジュールを装着することで、操作用のPC等をディスプレイ周辺に設置する必要がなくなり、ディスプレイだけのコンパクトな設置を実現。飲食店やエステサロン・美容院、商業施設など、幅広い場面での利用が見込まれる。

ディスプレイ設置イメージ

3機種ともに、縦・横どちらにも設置でき、表示画素数は1920x1080、価格はオープンとなる。