俳優の佐藤健が主演を務めるTBS系ドラマ『天皇の料理番』(毎週日曜21:00~21:54)が、東京・丸の内の三菱一号館美術館Cafe1894などとコラボレーションした特別メニューの提供数が、21日現在で3,000を突破し、提供期間を7月21日まで延長した。

「カフェラン ランドーレ」で提供されている「ビーフカツレツセット」

このコラボメニューは、明治からの昭和の激動期に、料理に夢を見た佐藤演じる主人公・秋山篤蔵と、彼を支え続けた人間を描く『天皇の料理番』の雰囲気が味わえるというもの。物語中に往年の建物が登場する東京・丸の内の三菱一号館美術館Cafe1894と、篤蔵のモデルとなった秋山徳蔵氏が修行の門をたたいたとされる東京・上野精養軒の系列店で提供されている。

この中でも、特に人気なのは、上野精養軒系列の「カフェラン ランドーレ」で提供されている「ビーフカツレツ」で、提供数は1,400を突破。この好評を受け、当初5月23日までの予定だった提供期間を、急きょ7月12日までに変更した。

『天皇の料理番』31日放送の第6話は、篤蔵が考案した新メニューが評判を呼び、長蛇の行列ができるようになっていた食堂・バンザイ軒に、篤蔵が以前働いていた華族会館の宇佐美(小林薫)が来店し、料理を振る舞うことになる。また、病がむしばむ兄・周太郎(鈴木亮平)は、自分の最後の夢を篤蔵に託すため、ある決意をする。

『天皇の料理番』第6話より