ポルシェ ジャパンは、GTアソシエイションが主催する「SUPER GT」シリーズのファースト・レスキュー・オペレーション車両として「カイエン S E-ハイブリッド」を提供した。「スーパーGT」開幕戦の舞台となった岡山国際サーキットで贈呈式が行われた。

ポルシェ「カイエン S E-ハイブリッド」

ファースト・レスキュー・オペレーション車両は、「SUPER GT」シリーズ全戦でドライバー、ドクター、レスキュースタッフが乗車し、レース中にアクシデントが発生した際、迅速に救助活動を行うドライバーレスキュー車両だ。

ポルシェ ジャパンでは、2012年5月から「カイエン S ハイブリッド」を提供しているが、今回新たに「カイエン S E-ハイブリッド」へ車両を入れ替えた。これにより、速やかな救助活動だけでなく、プラグインならではの環境に配慮した新時代のレスキュー・オペレーション車両として、安全性の高いレース運営に貢献するという。

プレミアムSUVセグメント初のプラグインハイブリッド車である「カイエン S E-ハイブリッド」は、電気モーターだけで18~36kmを走行できる10.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。駆動用モーターのパワーも、「カイエン S ハイブリッド」の47PSから2倍強の95PSにアップしている。

複合燃費は3.4リットル/100km、333PSの3リットルV6スーパーチャージャーエンジンとモーターを合わせた総出力は416PSに達する。0-100km/h加速は5.9秒、最高速度は243km/hとなっており、EVモードでも最高速度は125km/hに達する。