整体師の大山奏です。最近は気温の上下が激しく、体調を崩してしまった人も多いのではないでしょうか? 寒いと思ったらいきなり真夏日の気温になるなど、身体がついてこない日々が続きます。「何か変だな」と思ったら、休憩する癖をつけて身体を壊さないように気をつけてくださいね。

今回は、お尻と太ももまわりをほぐすストレッチを紹介します。

肘をついてうつぶせに寝転ぶ

お尻太ももポンポンストレッチ

Step1: 両肘をついた状態でうつぶせに寝ます

Step2: 右膝を曲げて、かかとでお尻をキックします

Step3: 左膝を曲げて、かかとでお尻をキックします

最初の状態時に、脚を肩幅くらいに開いておくと、脚を動かしやすいです。自分のしっくりくる幅に自然体で開いておきましょう。

お尻をキックするといっても、思いっきり勢いをつける必要はありません。ポンポンとかかとでお尻をたたければOKです。

右のかかとで右のお尻をキック

左のかかとで左のお尻をキック

大胸筋を触ることで肩の位置が動きにくくなり、より効果的に肩関節のストレッチを行うことができます。

腰の弱い人は要注意

この姿勢は、寝転がって本などを読むときにやりがちです。ただ、この姿勢を長時間続けると腰に負担がかかってしまうので、腰痛持ちの人はなるべくしない方がいいでしょう。本を読むときには、身体の左右のバランスを鑑みると座って読むのが一番です。

むくみを解消

このストレッチで膝を曲げたときに、太ももとふくらはぎが邪魔でかかとがお尻につかないという人もいるかもしれません。男性なら太ももやふくらはぎが太い場合もあるので、一概には言えませんが、むくみが関係している場合もあります。

塩分の強い食事などをしていると、身体全体がむくみます。むくむということは、血流がよくないという証拠です。マッサージで血行をよくしたり、カリウムの多い食材を食べたりして身体の中の塩分バランスを調節してあげれば、むくみも改善されますよ。

筆者プロフィール: 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。