JR東日本は22日、夏の期間(7月1日から9月30日まで)に運転される臨時列車の概要を発表した。山梨・諏訪エリアから北陸新幹線への接続に便利な特急「甲信エクスプレス」が新たに設定され、189系6両編成(全車指定席)で運転される。

特急「甲信エクスプレス」は189系6両編成を使用(写真は「グレードアップあずさ色」189系)

特急「甲信エクスプレス」は塩山~長野間を中央本線・篠ノ井線経由で運転。下り・上りともに運転日は7月25・26日、8月1・2・13・14日、9月12・13日で、途中停車駅は山梨市駅・石和温泉駅・甲府駅・竜王駅・韮崎駅・小淵沢駅・茅野駅・上諏訪駅・下諏訪駅・岡谷駅・塩尻駅・松本駅・篠ノ井駅となっている。

下りは塩山駅を7時14分に発車し、長野駅には10時39分に到着。富山・金沢方面の北陸新幹線「かがやき507号」(長野駅10時58分発)・「はくたか557号」(長野駅11時25分発)に接続する。上りは北陸新幹線「かがやき510号」「はくたか572号」に接続し、長野駅を18時33分に発車。塩山駅には22時8分に到着する。甲府~長野間を3時間程度、上諏訪~長野間を2時間程度で結ぶ特急列車となる。