ユーザーローカルは5月22日、ソーシャルメディア上の流行をレコメンデーション結果にリアルタイムに反映できるサービス「UserLocalレコメンデーション」の提供を開始したと発表した。

また、同製品の発売とともに、Yahoo! JAPAN、ニフティの2社が同サービスを採用。Yahoo! JAPANが運営するECサイト「Yahoo!ショッピング」、ニフティが運営するブログサービス「ココログ」で「User Localレコメンデーションエンジン」が導入された。

Yahoo!ショッピングでの導入例 「たけのこの里」のレコメンデーション結果として、「きのこの山」や豆乳クッキーが推奨されている

User Localレコメンデーションエンジンは、アマゾンなどのECサイト上でよく見られる「一緒に買われている商品を推奨する」というロジックの「協調フィルタリング方式」と、ニュースサイトなどでよく見られる「内容の類似度が高い記事を推奨する」というロジックの「コンテンツベースフィルタリング方式」の両方に対応しているのに加え、ソーシャルメディア上でいま話題になっている商品・記事をレコメンデーションする「ソーシャルレコメンデーション」という独自の方法を採用している。ソーシャルメディアでの人気度を推奨アルゴリズムに組み込むことにより、自社サイト外で注目を集めている商品・話題をもとに、素早くレコメンドできる。

このほか、大規模なレコメンデーションを安く実現することが可能。料金は月額5万円(税別)からとなっている。