経営コンサルティングのNIコンサルティングは5月20日、Web対応の見積書作成システム「見積共有管理」について、ユーザー企業からの実利用に基づく要望を取り入れ、計11個の機能強化を行った新バージョンを、パッケージソフトは5月25日から、クラウドサービスは5月26日から、提供を開始すると発表した。

「見積共有管理」イメージ

同システムは、Webブラウザで見積書の作成、承認、印刷、共有が可能な見積業務支援システム。今回バージョンアップする内容は下記のとおり。

  • 単位の選択肢表示
    見積明細ごとに、商品に応じた単位を選択肢からクリックして選択できる

  • 最近選択した商品のサジェスト表示
    見積書作成時、最近選択した商品を自動でサジェスト表示

  • 最近選択した顧客・案件のサジェスト表示
    見積書作成時、最近選択した顧客・案件を自動でサジェスト表示

  • 登録後の即時印刷
    見積書の承認を必要としていない場合、見積書を保存後すぐに印刷できる

  • 顧客名・顧客担当者名の印刷用名称
    略称など、表示用の顧客名・氏名が印刷用の入力欄に自動でセットされる

  • 連絡先テンプレート
    見積書に表示する自社担当者の連絡先をテンプレート設定できる

  • 見積明細自動連番
    見積書の明細に連番が自動でふられ、行を挿入・削除しても自動採番される

  • 見積明細の最低印刷行数設定
    見積書の見栄えをよくするため、1枚あたりの最低限の表示行数を指定できる

  • 見積期限日設定
    提出日を元に見積期限日が自動計算され、期限の近い見積案件を抽出できる

  • 受注確度自動メンテナンス
    見積期限が切れた見積書の受注確度を自動的に失注とすることで、見込み管理の精度を高められる

  • 見積書の受注確度表示
    見積一覧画面に受注確度を表示させ、優先度の高い案件がすぐにわかる

価格はパッケージソフトが5ライセンス15万円(税別)~、クラウドサービスが1ユーザー月額580円(税別)となっている。