ヤマハは5月20日、AVレシーバー「RX-V379」を発表した。発売は6月上旬で、希望小売価格は48,000円前後(税別)。

「RX-V379」

RX-V379は、2014年2月に発表した「RX-V377」の後継モデルとなる、5.1chのAVレシーバーだ。

従来機種と同じく、入力4系統、出力1系統のHDMI端子を装備しているが、そのうち入力1系統と出力1系統が、4K放送向けのコンテンツ保護規格HDCP 2.2や4K/60p映像信号の伝送に対応。次世代の映像コンテンツを楽しめるようになった。

また、新たにBluetooth機能を搭載。利用可能な音声コーデックはSBCのみだが、圧縮音源を補間する技術「ミュージックエンハンサー」によって、クリアで奥行き感のあるサウンドを提供する。なお、従来機種はフロントパネルにUSBポートを装備していたが、RX-V379では省かれている。

アンプはディスクリート構成で、定格出力100W×5(6Ω)。力強い低域再生を実現する「Extra Bass」や、再生音量に応じてDSPの降下を調整し、小音量でも高い臨場感が得られる「A-DSP」もサポートする。

192kHz/24bitの音源に対応したバーブラウン製のDACを搭載。Blu-ray DiscのHDオーディオコンテンツも再生できる。音場創生技術「シネマDSP」、5.1chのスピーカーをすべてフロントに並べてもサラウンド再生が可能な「バーチャルシネマフロント」機能も搭載している。FMチューナーはワイドバンド対応で、FM補間放送も受信可能だ。本体サイズはW435×D315×H151mmで、質量は7.4kg。消費電力は260Wとなっている。