早ければ2015年夏期スケジュール中にも運航開始に

国土交通省は5月19日、10月末(2015年冬期スケジュール期首)から羽田空港の昼間時間帯路線にて、日本と中国双方の航空企業の運航開始に合意したことを発表した。

今回の発表は、5月14・15日に北京で行われた日中間の航空当局間非公式協議での内容で、会には日本から大塚洋大臣官房審議官ほか、中国からハンジュン民用航空局国際司長ほかが出席した。

合意した路線は羽田~北京/上海/広州(日中双方2便/日ずつ)で、この路線は2012年8月に日中間で航空関係の枠組みの拡大について合意したものの、その後、実現に至っていなかった。羽田空港の深夜早朝時間帯路線や成田空港路線について、航空企業の準備が整い次第、早ければ2015年夏期スケジュール中にも運航を開始する。

日中の航空協定は1974年4月20日署名・同年5月24日発効となり、2015年夏期スケジュール期首(3月29日現在)時点で日中双方の企業併せて旅客便週808便、貨物便週82便を運航している。

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