7月スタートのテレビ東京系『金曜8時のドラマ』(毎週金曜19:58~20:54)に、高橋克実が主演を務める『僕らプレイボーイズ 熟年探偵社』が放送されることが18日、分かった。現在同枠では『三匹のおっさん2』が放送されており、連続で"おっさん"が主人公の作品となる。

『僕らプレイボーイズ熟年探偵社』で主演を務める高橋克実

同作は、直木賞作家・藤田宜永の小説『還暦探偵』が原案。メンバー全員が55歳以上の男性という「プレイボーイズ探偵事務所」を舞台に、熟年離婚や雇用、介護、ペットロスといった難問を、中高年の依頼人限定で解決していく。

高橋が演じるのは、家電メーカーの営業から転身し、この探偵事務所に所属する岩瀬厚一郎。捜査一課元刑事の所長のほか、タクシー運転手、内科医、元オリンピック選手といったさまざまな経歴を持った探偵たちの中で、慣れない仕事に七転八倒しながら、依頼解決のために走り回る。家では嫁・姑の尻に敷かれ、不器用ながらも一生懸命な姿が、共感を呼びそうだ。

民放の連続ドラマで主演を務めるのは、2年ぶり2度目となる高橋。「久々の連続ドラマ主演という大役への緊張感で一杯」と語る一方、共演には先輩に当たるキャストも多いということで、「そうそうたる皆さんに囲まれて芝居ができるという幸福感が、"中高年真っただ中"の僕の元気の源です!」と意気込んでいる。

中川順平プロデューサーは「オヤジ探偵たちが老骨にむち打って奔走します。笑って、笑って、最後にホロッとして…明日への活力につながる、中高年応援ドラマです」と、今熱い"おっさん"の活躍を、見どころとしてアピールしている。