東芝は19日、2015年夏モデルのPC新製品として、21.5型の液晶一体型デスクトップPC「dynabook D」シリーズを発表した。TV機能搭載モデルはD81/D71/D51の3モデルを用意。5月22日から発売し、価格はオープン。店頭予想価格は税別160,000円台半ばから。

一体型デスクトップの「dynabook D」シリーズは、基本性能の強化に加え、新たに最上位の「dynabook D81」で、ハイレゾ対応プレーヤーの搭載によりハイレゾ音源の再生に対応。標準スピーカーでハイレゾ音源が楽しめるようになった。また、今夏提供予定のWindows 10アップデート支援として、データバックアップ用ソフト「バックアップナビ」、Windows 10の基本操作を学習できるソフト「動画で学ぶWindows10」を用意する。

dynabook D81/SB

dynabook D81/SB ブラック

dynabook D81/SBは、唯一タッチ操作に対応したシリーズ最上位モデルで、新たに内蔵スピーカーでハイレゾ音源の再生が可能となった。店頭予想価格は税別230,000円台半ば。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4710MQ(2.50GHz)、メモリがPC3L-12800 8GB(8GB×1)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4600(CPU内蔵)、ディスプレイが21.5型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット)、ストレージが3TB SATA HDD、光学ドライブがBDXL対応Blu-ray Discドライブ、OSがWindows 8.1 Update 64bit。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Gigabit対応有線LAN、Bluetooth 4.0を装備。インタフェースはUSB 3.0×4、USB 2.0×2、HDMI入力、HDMI出力、92万画素Webカメラ、SDカードスロットなど。オンキヨー製のステレオスピーカーを搭載する。

本体サイズはW516×D170×H365mm(最小傾斜時)/W516×D240×H330mm(最大傾斜時)、重量は約8.0kg。カラーはプレシャスブラックのみ。ソフトはAdobe Photoshop Elements 12、Station TV X for TOSHIBA(テレビ録画、再生ソフト)、Microsoft Office Home and Business Premium プラス Office 365 サービスなどが付属する。

左側面

背面

右側面

dynabook D71/R

dynabook D71/RB ブラック

dynabook D71/RW ホワイト

「dynabook D71/R」は、2基の地上/BS/110度CSデジタルTVチューナーを搭載したモデル。TVチューナー以外の主な仕様は、「dynabook D81/SB」からハイレゾ対応やタッチパネルや「今スグTV」機能、HDMI出力を省き、ストレージ容量が2TBとなる。本体サイズは同等だが、重量は約7kg。店頭予想価格は税別210,000円台半ば。

dynabook D51/R

dynabook D51/RB ブラック

dynabook D51/RW ホワイト

「dynabook D51」は、地上デジタル対応のみのシングルTVチューナーモデル。主な仕様はCPUがIntel Celeron 2950M(2.00GHz)、メモリがPC3L-12800 4GB(2GB×2、最大16GB)、HDDが1TB、DVDスーパーマルチドライブの搭載などで、この他の仕様は「dynabook D71/R」とほぼ同等。店頭予想価格は税別160,000円台半ば。

D71、D51とも本体カラーはプレシャスホワイトとリュクスブラックの2種類を用意する。