テコラスは5月15日、ウイングアーク1stと協業し、大学・専門学校向けに、経営情報データ分析プラットフォーム「PRRM PeRsons Relationship Management (PRRM)」とデータサイエンティスト育成支援プラットフォーム「BIアカデミックプラン」を初夏より提供開始することを発表した。

「PRRM」は、大学・専門学校内ごとに点在しているデータを一元管理し、オープンデータと組み合わせて分析するプラットフォーム。

これにより、大学・専門学校は、入学希望者の志願状況や年度ごとの進路先、就職者の業種別グラフが把握でき、素早い意思決定が可能になるほか、AO入試や過去の退学者データを分析・可視化することで、活動の評価・改善が見込めるという。

経営情報データ分析プラットフォーム「PRRM PeRsons Relationship Management」イメージ

一方「BIアカデミックプラン」は、データサイエンティスト向け授業や、論文作成時に必要なデータ分析ツール (MotionBoard) をサーバー導入なしで提供する。

同サービスでは、大学・専門学校の講義に合わせて半期(3ヶ月)と通期(12ヶ月)の2プランを用意。ビッグデータ・オープンデータに関する講義には、情報サービス提供会社となる豆蔵がコンテンツの提供と講師の派遣を担い演習を行う「オプションメニュー」も設ける。

データサイエンティスト育成支援プラットフォーム「BIアカデミックプラン」イメージ

両社は同サービスの提供により、データサイエンティストの育成やデータ分析のための環境構築を支援したい考えだ。