6月24日にBlu-ray&DVDで発売されるVシネマ『行って帰ってきた烈車戦隊トッキュウジャー 夢の超トッキュウ7号』の完成披露試写会が16日、東京・港区の日本消防会館(ニッショーホール)で開催され、メインキャストが舞台あいさつに登場した。

大人&子供トッキュウジャーと荒川史絵監督がニッショーホールに集結

本作は「スーパー戦隊」シリーズ初の"列車"モチーフと、イマジネーションで大人の姿になった子供たちが戦うという、斬新な設定が好評を博した『烈車戦隊トッキュウジャー』の完全新作。物語はゼットとの決戦から10年後からスタートし、大人に成長したライトたちと、子供の頃のライトたちによる、夢の共演が実現する。また、明を見守ってきた意外な相棒や新たな「トッキュウ7号」の活躍など、予測不可能な仰天シーンも目白押しだという。

舞台あいさつには、トッキュウ1号/ライト役の志尊淳、トッキュウ2号/トカッチ役の平牧仁、トッキュウ3号/ミオ役の梨里杏、トッキュウ4号/ヒカリ役の横浜流星、トッキュウ5号/カグラ役の森高愛、トッキュウ6号/虹野明役の長濱慎、荒川史絵監督が登壇。さらに、子供トッキュウ1号/鈴樹来斗役の馬渕誉、子供トッキュウ2号/渡嘉敷晴役の永瀬圭志朗、子供トッキュウ3号/夏目美緒役の石井薫子、子供トッキュウ4号/野々村洸役の山﨑光、子供トッキュウ5号/泉神楽役の清水ららも応援に駆けつけ、ファンは大きな拍手でメインキャスト陣を出迎えた。

本作の見どころについて志尊は、クライマックスで全員が揃って変身するシーンを挙げ、「12人が並ぶシーンは圧巻。鳥肌が立ちました」と語り、「誉(馬渕)はプライベートで手紙をくれるんです。初告白ですが、僕の家の棚には、彼と撮った写真やメッセージが飾ってあります」とトッキュウ1号同士の仲良のよさをアピール。また、平牧は「今回、圭ちゃん(永瀬)がペットボトルを落とすシーンがありますが、実は本当のハプニングです。でもそのままアドリブを続け、周りもそれに対応して、とてもトカッチっぽかった」と、永瀬を絶賛していた。

梨里杏も同様で、石井について「普段から『おねえちゃん』と慕ってくれて、本当の妹のようです。でも、お芝居を始めるとみんなを引っ張るミオになる。その姿を見て、私も気を引き締めることができました」とそれぞれの子役にベタぼれの様子。また、清水を妹のように慕っている森高も「あるシーンで、私にシュークリームをくれるんですが、その時のららちゃんがとってもかわいいのでぜひ見てください!」と、"子供カグラ愛"を爆発させた。

また、山崎は「お兄ちゃん(横浜)は映画ではクールだけど本当はお茶目さんな人」と横浜に目線をやると、「じゃあ、モノマネしてあげようか?」とデレデレの返答。その後、謎のポーズで披露したモノマネは不発に終わるが、山崎は「こんなところも大好きです」と大人顔負けのフォローで会場を和ませた。さらに「僕も子供の頃がほしかったな」といじけてみせた長濱も「Vシネマの収録もそうですが、久しぶりに合うと子供たちがやけによそよそしい。でも、撮影が進むとすぐになついてくれた。それがピュアで子供っぽくていい」と子供たちに癒されたことを告白。そして長濱は、着用している顔のついたタンクトップをドヤ顔で披露し、「本編を見てもらえれば、この意味がわかると思います」と説明した。

最後に志尊は、荒川監督の初作品に参加できたことを感謝したほか、「今回先生役としてトッキュウ1号のスーツアクターをやっていただいた押川善文さんが出演していて、戦隊に携わった皆さまの愛を感じられる作品に仕上がっています。これからも烈車戦隊トッキュウジャーの応援、よろしくお願いいたします」とアピールし、イベントは幕を閉じた。