JR九州は、発駅から広島までの往復JR券と宮島・瀬戸内周辺の観光施設および交通機関の利用券などがセットになった「宮島・瀬戸内ぐるりんきっぷ」を今年度も発売する。

山陽・九州新幹線「みずほ」「さくら」などに使用されるN700系

このきっぷは1名から利用可能で、出発駅と広島駅の間は往路・復路ともに特急列車または「のぞみ」「みずほ」を含む九州・山陽新幹線の普通車指定席が利用できる。宮島・瀬戸内周辺は自由周遊区間となり、JR普通列車の普通車自由席、JR以外のバスや路面電車など(指定路線に限る)が乗降り自由。観光施設5施設の入館券・入場券もセットに。有効期間は3日間となる。

これまで、2名以上で利用する「ぐるりんパス」として発売していた久留米駅発、熊本・新八代駅発、鹿児島中央駅発も、今年度は「ぐるりんきっぷ」として発売し、1名から利用可能に。佐賀、長崎方面から利用の場合は新鳥栖駅での新幹線乗継ぎができるようになった。

発売期間は5月20日から2016年3月31日まで、利用期間は5月21日から2016年4月3日まで。出発日前日までの発売となる。